IPH工法協会では全国に数多くの補修事例がございます。
「こんな場所には適応できるの?」 「こんな場合の最適な補修工法を教えて!」等、ご質問やご相談がございましたら、弊社のコンクリート診断士が御対応致します。お気軽にお電話ください。
舗装面のポットホールや床版下面の2方向ひび割れの発生ヶ所では、床版内に疲労による【水平ひび割れ】が存在している可能性があります。
従来のひび割れ補修工法では不可能であった【コンクリート内部の健全化】がIPH工法では可能となります。(コアの写真の青く光った部分が注入されたエポキシ樹脂です)
遊離石灰部を穿孔すると内部にひび割れがはっきり見えています。
シールをしなかった微細なひび割れにも樹脂が充填されています。
【穿孔+空気抜き+高流動樹脂+低圧安定性】という4つの特徴がもたらす内圧充填効果により葉脈の先まで樹脂が行き渡ったことが分かります。
断面欠損部の最深部からの導水パイプ+断面修復後の穿孔箇所に注入を行うことで、付着力を強化できます。剥離、剥落等の再劣化を防ぎます。
穿孔注入により、樹脂は表面からではなく、内部から放射状に拡散されます。
注入ポイント間のひび割れはもちろんのこと、そこから枝分かれした微細なひび割れまで充填されている(内部から押し出されている)ことが分かります!
穿孔注入により、基礎内部のアンカー周辺とコンクリートの再定着・ひび割れ補修・断面修復(断面修復材と既設コンクリートとの界面付着)を同時に実現した事例です。
【施工手順】
1.脆弱部除去
2.ひび割れに沿って穿孔(アンカーボルト付近はその方向に向けて)
3.穿孔箇所にゴムチューブを差し込み、内部亀裂への導線を確保した上で断面修復
4.注入(内部および断面修復材と既設コンの界面に樹脂を行き渡らせる)
大規模な改修は工事中のインフラの供用停止の問題があります。本工法では、稼働状態での補修が可能であり、ガス管固定台や水道管固定台の長寿命化に貢献しております。
補修・補強指針のフローでは、上写真のひび割れ補修対策は【ひび割れ幅1.5mm=充填工法を採用】と考えてしまいがちです。
躯体の置かれた状況を考慮して、目的に応じた補修方法を選定する必要があります。
背面からの劣化因子の侵入防止及び、上記写真のようなせん断ひび割れに対しては、内部まで樹脂を充填することにより、構造物の耐力を回復させる必要があります。
従来の断面修復工法では、特にスラブにおいて、再劣化による【浮き】が生じることが多く報告されています。
断面修復+IPH工法併用により、既設コンクリートと修復材の界面付着を確実なものにでき、再劣化による第三者被害の防止に寄与します。(浮きが軽微な場合は、はつり落とさず直接 IPH工法を施します)
IPH工法では、穿孔により内部から樹脂を拡散させます。ひび割れ表面に遊離石灰が存在する箇所、鉄筋膨張による浮きが存在する箇所も確実に内部から樹脂を充填することで、躯体を一体化し、剥落を防止し強度を回復できます。
【お問合せ先】
IPH工法協会 岐阜県幹事
(一社)IPH工法協会会員
西濃建設株式会社
〒501-0697
岐阜県揖斐郡揖斐川町
上ミ野128番地
電話番号
0585-22-1226(土木部直通)
担当 土木部 安藤
FAX
0585-22-6830(土木部直通)
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